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お知らせ

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京都で生まれた「隣人」。やさしくて暖かい、フェアトレードと手仕事のお店のご紹介。

日付:2011年10月11日 18時01分
 

特定商取引法

 

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代表のメッセージ

平和学では、暴力という概念を用いて平和を定義することがあります。この暴力とは、自分がしたいこと、またはできるかもしれないという可能性を妨げるものです。

戦争や紛争、ドメスティックバイオレンスなどはもちろん暴力です。
貧困や人権侵害、環境問題も暴力に含まれます。
そして、こうした暴力を認めたり、助長したりする文化も暴力のひとつです。

植民地時代から続く地球規模の搾取構造は、現在もなお存在しています。利潤が優先されるあまり、不公正な価格での取引、劣悪な労働環境、強制労働や児童労働、子どもを含む奴隷労働、森林破壊や資源乱獲による環境破壊など、悲惨な状況が生み出されています。

この暴力の結果つくられた製品を消費しているということ。その事実に深い衝撃を受け、こんなにも規模の大きな問題を前に何ができるのか、と学生のとき思い悩んだことを今でもよく覚えています。

その後、公正な取引(フェアトレード)に出会い、専門として学ぶことを決意しました。会社を設立した現在、その可能性と課題を日々実感しています。
人も地球も大切にする取引のしくみ。取引とは本来そうあるべきです。互いを尊重し、人びとの話をよく聞き要求を取り入れ、地球環境とともに歩みながら、人びとと連帯関係を長きにわたって築いてゆく。そして、地域社会・経済・環境の持続可能な発展につなげてゆく。公正な取引の、この希望ある側面をより具体的に、より確かなものとして形づくる点に、今後の課題が浮かび上がってきます。

公正な取引は、今まさに分岐点にさしかかっています。
市場は年々拡大し、欧米ではもちろんのこと、日本でもその認知度が高くなってきました。以前は、NGOや市民団体、公正な取引専門の会社のみが公正な取引による商品を販売していました。しかしここ数年、大企業の参入により、一般のスーパーなどでも公正な取引の商品を見かけるようになりました。消費者の手に届きやすくなったのはよいかもしれません。しかし、商品の背景を詳しく知ることができるでしょうか?
公正な価格の支払いは?
生産地や工場では今何が問題になっているのか?
現地の人びとの声は?
不公正な取引のしくみの是正にどのようにつながっているのか?
・・・

公正な取引は、貧困問題や環境問題をはじめ、地球規模の諸問題に対して取り組むことのできるひとつの行動でしかありません。公正な取引の商品を販売するだけでも、または買うだけでも、状況を根本的に変えることはできません。公正な取引がなぜ必要とされるのか。その根底に存在する種々の暴力を見極め、地域規模であれ地球規模であれ、教育、政治、芸術、ジャーナリズム、農業、メディアなど、販売・購入に留まらない多様な分野への働きかけと行動、そして情報発信が、販売者であり同時に消費者である私たちに必要だと思います。

公正な取引が必要とされる状況を生み出している原因の暴力に、公正な取引を通して取り組むこと。それが、私たちの基本姿勢です。

どのような規模であれ、種々の暴力が自分の日常と深くつながっているということが、公正な取引に関わることによって見えて来ます。まごころ地球便の活動が、みなさまが多様に行動するきっかけとなり、より公正な社会の構築につながればと心より願っています。

代表 早瀬 顕子
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