公正な取引の具体的なしくみ
公正な取引とは、人と地球とのつながりを大切にした、持続可能な社会を目指す取引/貿易のしくみです。ここでは、
- 取引/貿易面での公正さ
- 大人も子どもも基本的人権が尊重されるという人道的な側面
- 栽培や輸送などにおける地球環境への配慮
- 地域の持続可能な発展を目指す社会的側面
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取引の公正さ
- 公正な価格の支払い
生産者や労働者の人たちにたいして、費用に見合った価格で取引を行います。また、市場価格を上回る価格で取引し、生産者や労働者の人たちの収入の安定を目指します。 - 継続した取引
安定した収入源となるように、長期的な取引を行います。継続した取引をおこなうことにより、生産者や労働者の人たちの技術向上のための指導にもつながります。 - 生産費用の前払い
費用を前払いすることにより、生産費用を保障できます。そのため、生産のために借金をしなくてはならないという状況を避けることが出来ます。 - 対話と連帯に基づく取引
対話に基づき取引を行い、生産者や労働者の人たち、消費者に対して事業の透明性を保ちます。
- 公正な価格の支払い
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人道的な取引
人道的な側面には、国際的な取り決めがその基礎をつくっています。1948年に採択された世界人権宣言をはじめ、国際人権規約(1966年)、女子差別撤廃条約(1979年)、児童の権利条約(1989年)、先住民の権利に関する宣言(1994年)そして、労働における基本的原則及び権利に関する宣言(1998年)などがその代表的なものです。
- 基本的人権の尊重
生産者や労働者の人たちの人権を尊重します。社会的に弱い立場におかれている人たちの事業への参加を推進します。 - 差別をなくすために
性別などに関係なく、社会的に立場の弱い人たちに対する仕事の提供を推進し、あらゆる差別の撤廃を目指します。 - 労働条件の改善
強制労働や奴隷の実態を改善し、労働者の権利が守られた労働環境をつくります。 - 子どもの権利の尊重
児童労働や子ども奴隷をなくします。
- 基本的人権の尊重
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環境への配慮
- 環境に配慮した栽培
現地の土壌や生物多様性が保護される栽培方法を目指します。大量の農薬や化学肥料に頼らないで、有機栽培などの次世代につながる農法にかえてゆきます。 - 環境に配慮した製造・輸送・販売
原料が加工され、輸送、そして販売される流れの中で、リサイクル品の使用や包装素材をなくすなどでエネルギー資源の節約を行ったり、温室効果ガスの排出を抑えることのできる輸送手段の選択など、持続可能な方法を用います。
- 環境に配慮した栽培
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地域の社会的発展を目指す
- 公正な取引のプレミアム(割増金)の支払い
公正な取引では、商品取引の支払いの他に、プレミアムと呼ばれる割増金が支払われます。生産者や労働者の団体は、民主的な話し合いを行い、地域づくりのためにプレミアムの使いみちを決定します。主なものに、教育施設の整備、医療施設の開設、共同利用施設の設立、少額融資(マイクロクレジット)や奨学金制度の基金づくりなどがあり、それぞれの地域の人たちの必要に応じて使いみちは様々です。 - 生産者や労働者の組合づくり
取引において弱い立場におかれやすい生産者や労働者の人たちの力がつくように、公正な取引や話し合いが行える基盤となる組合をつくる場合、その必要な手助けを行います。
- 公正な取引のプレミアム(割増金)の支払い